Jogに薄底シューズ
※あくまで私個人の感じたことを記載しています。
こう言う考えもあるんだなあ程度に見ていただければ幸いです。
走ると膝が痛くなる人は薄底のランニングシューズを履くと
痛みが出にくくなるかもしれません。
〇結論
①薄底の方が安定感があるから
②接地感覚が優れ、クッションに頼らない身体の使い方ができるから
〇理由
①クッション性のあるシューズは文字通り地面と足の間にクッションがあります。
クッションは柔らかい為衝撃を吸収してくれるが着地の際、ねじれやゆがみが発生
しやすいです。
柔らかい砂場の上では安定せず歩きにくいイメージです。
②薄底のランニングシューズはクッション性が低い為、
足裏のどのあたりで接地しているかが敏感にわかります。
その為、着地の仕方が悪いと衝撃がモロに自分の身体に返って来ます。
クッション性の高いシューズは接地やフォームが悪くてもそれをカバーしてくれるので
クッションに頼った走り方をしてしまいます。
ランニングは繰り返し動作の為、結果としてそれが膝の痛みにつながっている可能性があ ると考えられます。
〇体感
ランニング中に膝が痛くなる事が時々あります。
特にゆっくり長時間jogをするときになる事が多いです。
jogはクッション性のあるシューズで脚の負担を減らし行う事が
一般的だと思います。
自分も以前はナイキのペガサスなどクッション性のあるシューズで行っていました。
半年ほど前、それまで大分調子の良かった膝の調子が悪くなり
腸脛靭帯が痛む事が増えました。
その時たまたま「裸足ランニング」に関しての記事に目を通す機会があり
クッション性と怪我の減少が必ずしも関係が有るわけでは無いと知りました。
さすがに裸足で走るのは難しい為、うす底のランニングシューズを購入してみました。
購入したシューズはニューバランスの「HANZO R]です。
これまでこのようなうす底を履いたことが無かった為、衝撃が強くて走れるか不安を感じました。
しかし走ってみると確かに衝撃は感じますが特に問題は感じませんでした。
何よりクッション性の有るシューズでは感じる事の出来ない「素足感覚・接地感覚」を感じることができました。
足裏・足の指で地面を捉えている感覚がはっきりと分かり、クッション性のあるシューズにある接地の際の沈み込む様な感じもほとんど感じません。
裸足では無いけれど「ほぼ裸足」という感じです。
その後、何度か履き慣らしをし、長時間jogで使用してみました。
クッション性のあるシューズより安定感がとても高く、痛みも出ませんでした。
これまで半年程は長時間jogのメインで使用していますが、薄底シューズで
腸脛靭帯を痛めたことは無く、いままでで一番しっくりと来ています。
〇注意点
あくまで自分の体感・感覚の為そのまま取り入れるのはお勧めできませんが
もし取り入れるなら以下の点に注意してください。
・ある程度走るのに慣れてから取り入れる。
・はじめは短い距離で終える様にし痛み等が出ないか確認する。
・膝の痛みはでなくなるが筋肉、特にふくらはぎへの負担はかなり大きくなる。
筋肉系に心配のある人は注意する。
〇ポイント
・1㎞のペースが7分より遅い方により合うのではと考えています。理由、接地時間が長い から+ペースが遅い為、着地衝撃も少ない為。
・注意点の筋肉、ふくらはぎへの負担は逆に考えればクッション性のあるシューズでは
鍛えられない部分を鍛えているとも考えられる。
長い目で見ると怪我予防につながる可能性がある。
・薄底シューズで走ると衝撃を和らげるように着地する感覚が得られる。
薄底シューズで雑に着地するとクッションが無い為衝撃で足が痛くなります。
その為自然と衝撃を吸収する様に着地するので身体の使い方が上手くなると考えられる。
自分は走るペースが遅いのでこのやり方が身体に合っただけとも考えられます。
膝の痛みに悩む方の参考になれば嬉しいです。
こちらの記事も参考にして下さい。