トレーニングの習慣化
職場や友達と話しているときに筋トレ・ランニングを続けていると
言うとよく「すごいね」「ストイックだね」「自分は続けられない」
ということを言われます。
運動を続ける事も、もしかしたら生まれ持った適正の様なものもあるかもしれませんが
決して体力のある人間ではない自分が運動を続けられている理由をお伝え出来ればと思います。
〇筋トレ・ランニングを続けるコツ
①追い込まない
②毎日やらない
③物足りない位の負荷で始める
です。
〇理由
①追い込まない
これが一番大事だと思います。
自分が考える追い込むというのは、
ランニングであれば自己ベストを更新するようにゼイハアと息が上がって苦しい状態でも
我慢し耐えて走り続ける様な事です。
筋トレであれば筋肉に疲労が溜まっても少し休憩しまた動作を繰り返し限界まで行う様な事です。
競技をしていない一般人であれば追い込むようなトレーニングは必要ないです。
むしろ怪我のリスクが上がります。
どの程度の負荷であれば、継続できるかで運動の負荷を決めるといいと思います。
②毎日やらない
「毎日やってすごいね」
これもよく言われます。
毎日やってません。
週5回 筋トレ2回・ランニング3回を続けています。
週2回は休んでいます。
目的によりますが健康の為であればこれでも十分過ぎる位です。
身体を使う仕事かデスクワークかにもよりますが
健康や体力維持なら
週3回程度運動ができれば十分です。
こちらも参考に
③物足りない位の負荷で始める
①の追い込まないと重複する部分はありますが、初めから負荷をかけすぎない事も大切です。
例えば筋トレで頑張れば10㎏の重りでトレーニングができたとします。
その1回のトレーニングは効果があるかもしれませんが筋肉痛がひどく次のトレーニングまで時間がかかったり、怪我をしてしまったりする可能性があります。
久しぶりに運動をする人は、これなら絶対大丈夫、という位の負荷から初めて
物足りない位で終わるのがいいと思います。
〇過去の自分
今でこそ運動を続けていますが、ランニングに関しては
長距離走が本当に苦手で部活や体育の授業で持久走があるときは周りに付いていけず
苦しい思い出しかありません。
しかもなぜか
長距離走については「努力と根性で乗り越えられる」と考えている
風潮があります。
「途中で辞めるのは我慢が足りないからだ。」
似たようなことを何度か言われた記憶があります。
日本人の運動のイメージってこのように思っている人が多いと思います。
「筋トレ・ランニングを続けていてすごいね」という人の多くは
運動=我慢・忍耐という公式が成り立っているような気がします。
スポ魂みたいな感じです。
競技をしている場合そうした考えも確かに必要だと思います。
しかし一般人はそこまで頑張る必要はありません。
息が苦しくなるような事は必要ないです。
筋肉が痛くなり動かなくなるまでやる必要もないです。
自分ができる事を自分のペースで気楽に行えばいいです。
習慣化するまでは時間がかかるかもしれませんが
運動をすることで体力が付き、健康になります。
自分は人間も動物なので身体を動かすことで身体の機能が正常に維持できる様に作られていると考えています。
忙しい毎日の中で運動の時間を作るのが難しい方もおられるとは思いますが
少しでも身体を動かす習慣ができれば、長い目で見ると心身ともに健康でいられる可能性が
高くなります。
この記事が運動を続ける何かしらのきっかけになれば幸いです。